4月21日(土)春の薬膳料理セミナーでした☆
『肝機能を上手にコントロール/美味しい6品』
講師は薬膳料理家の川島伸一先生です。
先生は東京都府中市でスクールを開いていらっしゃいます。
(先生のブログ:『陰陽五行でおいしい薬膳』)
始めは中医学のミニセミナーから・・・
薬膳の定義と、そのポイント(必ず目的が伴い、全ての食べ物にはちゃんと
効能があり、バランスと節度が重要である)から始まり、今日のテーマ
『春の食養生』についてお話しがありました。
初めての方でも解りやすく楽しいお話ですよ☆
他府県からのご参加者さま3名、受講生さま6名の11人です
頼もしいRさんはビシソワーズの下準備。皆さんレシピをみながら丁寧に下ごしらえ。
『イカの“セルクル”仕立て』のセルクル使いを先生から伝授されるTさん。(左)
YさんとKさんは先生となにやら楽しそう(右)
↑金針菜:甘・涼・肝・腎/平肝、補血(左)↑エルダーフラワー(接骨木):甘・苦・平・肝・腎/舒筋活絡(右)
↑黒胡麻:甘・平・脾・肺・肝・腎/補肝、補血(左)↑橘皮:辛・苦・温・脾・肺/理気、調中(右)
春の食養生では適度な酸味、補血作用と滋陰作用のあるものを選ぶのが
ポイントだという事で川島先生のレシピではこの他にも下記の食材を使いました。
トマト、セロリ、パセリ、レタス、レモン、イカ、プルーンなどなど。。。
『イカのセルクル仕立て』(左)
爽やかなレモンの酸味とケッパー、ピンクペッパー、ディルがアクセントになって
おしゃれな一品☆補血・滋陰の効果あり☆
『トマトと金針菜のリゾット』(右)
お米の歯ごたえと金針菜のシャキシャキ感がとっても美味しいリゾットです!
肝を労わり整え、肝血を補う効果あり!
トマトと金針菜はとっても相性が良いと川島先生がアドバイスくださいました。
家でもどんどん使ってみませんか?
『黒胡麻クルトンのビシソワーズ』(左)
黒胡麻クルトンは何故かリゾットの横に添えられてますが
じゃがいもとレタスのビシソワーズに添えるクルトンには、黒のすりゴマに
粉チーズ、味噌、ごま油を練り合わせたものを塗ってあります。
お腹に優しく、肝を整え、補血効果あり!
淡白で優しい味のビシソワーズに、しっかり味のクルトンがとても合いましたよ
『エルダーフラワー&菊花のブレンドティー』(右)
この2種の組み合わせは意外にピッタリ合って癖になりそうでした。
ご存知“菊花”は熱の頭痛に良いのですが、今日のは白菊花(貢菊花)で
特に明目(目のかすみ、疲れ、充血、ドライアイなど)にとても良く、肝にも帰経して
ますね。
“エルダーフラワー”(接骨木)の効能についても川島先生がお話しして下さいました。
『プルーンのグラタン』(左)
これは大好物!!!(初めて食べましたが食べる前から好きでした。)
しっかりしたプリンのような濃厚さと、プルーンの酸味がなんとも
ピッタリ合う甘すぎないデザートで、やはり肝を整え補血の効能があります!
『橘皮と黒胡麻のチュイール』(右)
橘皮は消化器系の気をめぐらせ、整えてくれます。
どっさり入った黒胡麻は補血、潤燥、通便、補肝、補腎、益精です。
ところで・・・
この黒胡麻のチュイール、なかなか簡単に見えて難しいようで・・・
一番理想的に出来たのは一斑で、上記右の写真なのですが。。。
笑っちゃダメですよ~~~↓
どうです!個性的で素敵でしょう~~~!!!!
・・・・・だから笑ったらダメですってば☆
次回は7月を予定しております。
今回ご参加できなかった方、「薬膳って気になる!」という初心者の方
大歓迎ですので次回は是非ご参加くださいね☆
(日程が決定したらお知らせ致します)
渡辺
/神奈川県横浜市桜木町の整体学校(推拿・中医学・薬膳学・レイキ)
薬膳料理・宮廷二十一式気功・セミナーのレポート