【レポート】薬膳料理セミナー7月31日 | ナチュラルハンドアカデミーHOLOS
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【レポート】薬膳料理セミナー7月31日

7月の「胃腸に優しい」薬膳料理セミナーは12名のご参加でした。

講師はお馴染み!三浦由喜子先生です!!

手なれたメンバーは開始と同時に先生のご指示のもと
各班への材料分配と下ごしらえを始めます。

ご参加者さんが揃いだして、エプロンを着けたら早速
それぞれ仕事を見つけて、一気に慌ただしくなりました。

いつものように、殆どの工程を仕上げてしまって
一旦は本日のテーマについてのミニセミナーです。

「胃腸に優しい薬膳料理」とは中医学で言う「健脾」の効果が高いお料理です。
脾(消化器)が苦手な湿り気を身体から追い出し、お腹を優しく労わってくれる
食材などを中心に五色や五味のバランスが整った夏の薬膳料理のレシピ達!

そもそも、何故夏に“胃腸を労わる”テーマなのかと言えば
とにかく日本人は消化器系が弱い国民だからです。

日本人よりも比較的胃腸が丈夫だと言われる中国でも、夏に胃腸を冷やす
冷たい食べ物を連続で食べると言う事をしないとか・・・
医食同源の考え方が根付いているからでしょうね。

日本では食べ物を嗜好に任せて選択する事が多いのは事実で
特に夏は冷たい食べ物を食べるのが当たり前みたいになってますし
ビールや冷蔵庫で冷たく冷やした食べ物、氷入りの飲み物など(某CMでは氷を
入れたお茶漬けとか・・・)暑いからと言う理由でついつい食べてしまいます。

それらがどんな風に消化器に良くないかを知らないから、当たり前の様
に口にしてしまうのですが少し考えれば、氷水に手を浸けるとたった
5秒で、手がかじかんで強張ってしまいます。

胃の粘膜なんて手指よりもずっと敏感な筈で、胃袋に容赦なく冷たい
ものを入れ続ければそれはそれは胃袋も辛いでしょう・・・。

その上に消化器に更に負担をかける油ものや、味の濃いものを
詰め込むとそりゃ、“脾”も機嫌を損ねると言うものですね。

中医学に戻りまして、消化器を傷めると何が困るかと言えば
私たちのエネルギーである「気」を作り出してもらえないって事。

(現代の栄養学からもたんぱく質を細かく消化出来ずに、アレルギーを
誘発してしまう原因にもなり得ると先生のお話。)

「気」は生命力という根源的なものから、やる気、元気、頑張り、心の健全さ
全ての臓器、器官の働き、汗や血が漏れ出ないようにする仕事などなど
数えきれないほど大事な仕事をしてくれてます。

ですから、胃腸を痛めると全ての病気の元にも結びつき易いと言う事です。

胃腸・・・大事ですね。。。

さて、そんな思いもしっかりとココロに刻んで、本日のメニューを頂きます。

「ピーマンご飯」
胚芽米、雑穀、鶏ひき肉、にんじん、生姜、ピーマン、しめじ、トウモロコシ、味噌
※ピーマンによる暑さの発散、鶏・お米の補気、トウモロコシの健脾利尿などの
効能があります。味噌味でこれだけでもパワーが漲るようでした。

「和風テリーヌ」
鱈、にんじん、ほうれん草、豆腐、小町麩
※3色に彩られた見た目も楽しい一品で、鱈の白身は湿り気を取ってくれる。

「大豆サラダ」
茹で大豆、きゅうり、わかめ、トマト、マヨネーズ、ヨーグルト、粒入りマスタード
※大豆の健脾利水効果と油の多いマヨネーズを減らす為にヨーグルトを使います。

「人参ポタージュ」
人参、玉ねぎ、じゃがいも、はと麦
※ポタージュのとろみはと麦で出しますが、このはと麦がとっても脾に良いのです!

「緑豆のお汁粉」
緑豆、蓮の実
※今回は先生が作ってお持ちくださいました。緑豆は熱をとり、湿り気を追い出し脾にやさしいのです。

作り方はこちらをご参考に。

「山査子の薬膳茶」
山査子
※消化に良くて酸味がありさっぱりします!生薬でも使用されますよ。

美味しく頂きました。

脾の大切さを知り、脾を労わる食材や料理法をしっかり学べた3時間でした。

※次回は10月の予定です!お楽しみに☆